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住宅ローンは長期で借りて短期で返済するのが安心

住宅ローンを借りる上では返済期間を設定することになります。ここでは、基本的なポイントとして長期で借りて短期で返済するという方法をおすすめします。ここでは、返済額が大きくなるなぜ長期で借りておくべきなのかというポイントと短期で返済するという意味を解説します。

 

矛盾する長期借入・短期返済

住宅ローン返済期間によるローン負担額の違い」では、住宅ローンを借りた期間に応じた住宅ローンの総返済額について解説しました。結果、長期間住宅ローンを借りるほど、より多くの金利や保険料、保証料などが必要になるということを解説しました。

しかし、当サイトでは住宅ローンを利用する場合はできるだけ長い期間の住宅ローンを設定することをおすすめします。「お前は銀行の回し者か!」とはいわないで下さい。長期借入をオススメするにはいくつか理由があります。

 

住宅ローンは長期で借りて余裕がある時に繰上返済で短期完済を目指す

住宅ローンを最初から短期で組むのには幾つかのデメリットがあります。

  1. 返済比率の関係で短期返済プランだと希望額が借りれない恐れがある
  2. 万が一、収入の減少などが起こった時に返済が困難となる恐れがある

このため、当初は余裕のある長期で住宅ローンを組んでおき、その後は繰上返済を活用して通常の返済に+αをしていくことで短期に完済することを目的とします。

繰上返済については「住宅ローンの繰上返済と借り換え」で紹介していますが、2016年現在では大手の都市銀行でもインターネットからの手続きであれば繰上返済手数料も無料化されているので、自分の家計の状況に応じて機動的に繰上返済が可能なはずです。

 

長期的な資金プランという面

住宅ローンは十年から数十年にわたって返済を続けていくローンです。来年あなたがどうなっているか想像できますか?なかなか難しいのではないでしょうか。来年のこともわからないのに、数十年先のことが予測できるでしょうか?もしかすると、数年後経済的に困窮する可能性もあります。そうした際にいっぱいいっぱいの住宅ローンを設定してしまうと返済が難しくなるかもしれません。

こうしたリスクは長期にわたって返済を続けなければならないものですから十分に考えておく必要があります。なお、住宅ローンのリスクについては「住宅ローンのリスク管理」でも詳しく紹介しているのでぜひご一読ください。

そうした際、いざというときは長期返済の安い住宅ローンに設定しておけば、無理をしなくても返済ができるようになります。ちなみに、支払が厳しくなったら借り換えローンで借り換えをすればいいじゃないか、という考えもありますが、多くの金融機関では借り換えをしてもローン期間を延長することはできません。

 

将来的な借り換えを見越す

住宅ローンというものは、長期的な負債です。より良い条件の貸し手が現れた場合は借り換えをしたいという希望もあるでしょう。

住宅ローンの金利は2016年現在で毎年のように下落傾向が続いています。2016年1月には日銀によるマイナス金利政策をうけて住宅ローンはさらなる低下が見込まれています。

そんなタイミングですから、「有利な住宅ローンに切り替えること(借り換え)」も検討材料としておくべきです。一方であまりにも短期の住宅ローンを組んでおくと、借り換えをしたい時に状況によってはできないというケースもあります。

詳しくは「住宅ローンの過剰な繰上返済は借り換えを困難にする」でも書いている通りですが、期間が短いとその分で返済比率が高まりやすい傾向が強く、特に収入が減少した場合などは借り換えが困難となる可能性があるのです。

 

住宅ローンは長く借りて短く返すを念頭に置いておこう

以上の理由から住宅ローンは長い期間で借りておいて、家計に余裕がある時に繰上返済等を活用しながら短期間に返済していくというプランがおすすめです。

 

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