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年収別に安心な住宅ローン借入額・限度額を知ろう

そもそも年収に対して安心して組むことができる住宅ローンの金額というのはいくらくらいになるのでしょうか?ここでは、少々の収入ダウンや環境の変化にも対応できる年収別の住宅ローン借入額(購入できる物件の金額)について考えて計算していきます。住宅ローンは長いお付き合いになるものです。将来的なリスクもしっかりと考えた安心できる住宅ローンを設定しましょう。

 

物件価格と安心して借りられる住宅ローン借入額

マンションや住宅を購入する際、当然物件の価格(住宅ローンを考慮しない表面価格)を見ますよね。一般的には、安心できるラインとして、年収の3倍程度までがその安定ゾーンであるといわれています。

営業の方などは5倍、6倍でも大丈夫です!といわれる方もいるかもしれませんが、将来的に年収が「確実に」アップするのであればともかく、そうでないのでしたらリスクのとりすぎです。
彼らは、安心して返済できる金額よりも、銀行が貸してくれる限度額を言っているわけです。それを100%信じてはいけません。

一般的に、「家賃は収入の3割まで」などという言葉があるように、月々の収入額に対して支払っても良い家賃というのは高くても3割くらいです。これを越えるのであれば収入に対して支出を家賃に割きすぎといえるでしょう。

では、住宅を購入した場合の賃料とは何でしょうか?「住宅ローンの返済額」ですよね。

 

住宅ローン借入額別の必要年収

では、年収に対しておよそ25%分を住宅ローンの返済にあてるとした場合の住宅ローンの金額がいくらくらいになるのかを見ていきます。
住宅ローンで家を買っても、マンションなら「管理費」や「修繕積立金」などの費用がかかりますし、一軒家でも固定資産税都市計画税などの税金がかかることを考えると、先ほどの「収入の3割」という部分を多少割り引いて考える必要があるでしょう。

 

なお、条件は35年、長期固定金利3%で計算しています。これよりも期間を短くする場合は当然ですが、月々のローン返済額も大きくなるので注意してくださいね。

ちなみに、以下の年収は手取り計算です。実際には所得税、住民税、年金保険料などの各種税金がかかりますので、自分で計算してみましょう。

なお、手取り年収としているのは、勤めている会社によって各種手当ての有無や社会保険料などに違いがあるためです。結局住宅ローンというものは手取りの金額から支払うものですから、こちらの方が分かりやすいですし実態に近いはずです。

なお、大変簡便的な方法ですが、手取りは支給額の約7割ですから、0.7で割ると、支給額年収(概算)がでます。()内は税込年収の目安。

参考:年収というのは「総支給」それとも「手取り」?

住宅ローンの総額
1年間の返済額
25%ラインの為に必要な年収
2000万円
923,640円
370万円(529万円)
3000万円
1,385,460円
555万円(793万円)
4000万円
1,847,280円
739万円(1056万円)
5000万円
2,309,100円
924万円(1320万円)

なお、 当然ですが、上記の総額というのは、あくまでも借りている金額です。例えば、頭金として1000万円を用意した場合は、例えば、3000万円の物件をローン2000万円で購入することになり、安心な手取り年収は一番上のテーブル(手取り年収370万円)になります。

ちなみに、上記の金利はわざと高めの3%という形で出しています。最近では多くの方が変動タイプの住宅ローンを利用されています。2013年3月現在の金利は安いところなら1%を割るような水準のローン金利もあります。

 

しかしながら、将来のリスク分析という点では、将来の金利上昇リスクも見据えた計画を練っておくことが大切だ思いましたのでわざと高めの金利で計算しています。

ややネガティブな意見かもしれませんが、あくまでも「リスクを知る」ということは今の住宅販売事情、経済事情から考えて必要不可欠ではないかと考えています。

 

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