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住宅ローン借り換えで金利タイプ(固定・変動)を切りかえる

金利上昇を回避すると言う場合は、主に住宅ローンを「変動金利」から「固定金利」へと換えることが王道といえます。変動金利の場合、「住宅ローンのリスク管理」の項目でも解説したように、金利上昇リスクを抱えます。このリスクをなくすために変動型(または固定期間選択型)から長期固定金利に変更することでリスクを回避できます。

変動金利から固定金利に借り換えする

金利上昇のリスクを回避するという手段に住宅ローンの借り換えを活用する人は多いそうです。そもそも住宅ローンは長期返済を目的としたローンとなりますので、変動金利型や固定金利選択型の住宅ローンを組んでいる人は、こうした金利上昇リスクを大きく受ける可能性があるといえます。
金利上昇リスクを回避する手段としては、普段から貯金をしておき、金利が上昇してしまった際に、その分の貯金を住宅ローンの返済額軽減型繰上返済を実施するという手段がありますが、もうひとつの方法として、長期固定の住宅ローンや今のローンよりも固定期間が長いものへ借り換えをするという手段もあります。

 

借り換えのタイミング

なお、変動金利から固定金利や長期の固定期間がある変動金利のローンに変える際のベストなタイミングは金利が上がりそうなタイミングで借り換えするのがベストです。金利が上がってしまってから借り換えする場合、借り換え先の住宅ローンの金利も上がってしまっている可能性があります。
金利が上がりそうなタイミングとしては、以下のような予兆があります(絶対的なものではありません)

・インフレ率が高くなる
・日銀が公定歩合をアップあせる
・景気が良くなる

以上のような理由が金利を上昇させる要因となりえます。ただし、住宅ローンの金利の参考となる長期金利は具体的な金利変動は市場(マーケット)で動いており、完璧に予想するのはプロでも無理です。ただし、なんとなくはわかるものですから、日ごろから経済ニュースなどを見る習慣を付けるのも良いことだと思います。

 

借り換えをしなくても同じ銀行で対応できる場合も

ちなみに、固定金利→変動金利、変動金利→固定金利への切り替えについては、現在の住宅ローン会社でもそのまま変更できる場合があります。
多くの場合は手数料が必要となるケースが多いようですが、ソニー銀行などは手数料無料でスイッチングもできるようです。まずは、現在の銀行に相談してみるのもよいかと思います。

 

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